「ベランダの亀裂」と「雨漏り」の因果関係 名古屋市緑区

2016年11月5日|カテゴリー「外装リフォーム
OBのお客様からの「雨漏り」に関するご相談が寄せられました。
「雨漏りしたら、どうしよう・・・??」という不安なご様子でした。

OB様が不安に思われたのには、理由がありました。
①ベランダの床に亀裂が入っている。自身で防水テープで一時しのぎはしたものの・・・
②屋根の天窓(トップライト)を、掃除の際に触ってしまった。

今の時点では、部屋の中に、雨がしみ込んだような跡がある訳でもないが、
雨が降る度に不安になるのは嫌というお気持ちです。
2016-11-04-16.21.31-e1478247803387
ベランダの写真

緑色の塗膜が、防水のトップコートです。
排水の廻りは特に、トップコートが剥離していますね。

トップコートの下に見えるのが、FRP防水層です。
このFRP防水層を守っているのが、トップコートなので、トップコートがないと、防水層に亀裂が入ったりします。

2016-11-04-16.21.22-e1478247828770
ベランダの写真2

実際に防水層に亀裂が入ったので、
お客様ご自身で防水テープで補修されていました。
ベランダ防水前の写真
ベランダの写真3

現場確認して、把握できたことは、
このままの状態を放置しておくと、1階部分に雨漏りが生じるリスクが高まるということ。
被害が大きくなる前の、ベランダ防水処理をお勧めします!



2016-11-04-16.20.58-e1478248493331
天窓の写真1

ブルーシートは、天窓(トップライト)を覆っています。
お客様ご自身で、処置したものです。

2016-11-04-16.30.13-e1478248514202
天窓の写真2

天窓を室内側から見た様子。
室内側のフレームがずれています。
このズレは、劣化による変形ではないかと考えられます。
周辺のクロスがめくれていますが、雨漏りではなく窓の結露により、湿気を含んだためではないでしょうか。
窓は、結露のおきやすい単板ガラスでした。



今回は「雨漏り リスクの原因」を、最も原始的な目視という方法で探ってみました。
経験・技術・知識・ノウハウがあれば、この目視調査が最も有効で、費用対効果のいい調査方法であると思います。
実際 今回の調査に費用は一切頂戴していません。

自社は新築業に携わっているので、家を丸ごと把握できるという利点を生かして、屋根構造や施工不良箇所、さらには痛みやすい箇所について塾知しております。


新築、建て替え、リフォーム、オーダーキッチンは
‘遊び心いっぱいの空間づくり’を得意とする 遊建築工房へ


遊 建築工房
フリーダイヤル: 0120-799-878  (※機種によってフリーダイヤルをご利用いただけない場合あり)
TEL: 052-883-8854 /FAX:052-883-8864(24時間受付)
営業時間:8:00~19:00
主な施工エリア:名古屋市緑区・名古屋市内・日進市・刈谷市・大府市・東海市・知多市・阿久比町ほか